日本の女性人口のうち2人に1人が50代以上になろうとしているこの時代。白髪染めも必要不可欠なオシャレアイテムとなっていますね。
 
その反面、白髪染めに関するお悩みの方も多いようで、
「自分で染めたら黒くなりすぎた」
「美容室での仕上がりが暗くて満足いかない」
など白髪染めでの仕上がりでお困りの方も多いのではないでしょうか？
 
この記事では暗く染まった髪を明るくする方法を4つ紹介します。（お客様の希望やヘアダメージによっては当てはまらないものもありますのでご注意ください）
 

髪のコンディションやライフスタイルから提案するテクニック

1.ブリーチ剤を使用

 

 
脱色率の高いブリーチを使用することでその日のうちに髪色を明るくすることができます。
 
しかし、
・ダメージが高い
・ムラになりやすい
・オレンジ（キツネ色）っぽく仕上がる
などのデメリットも多数あります。
 
ブリーチ後にもう一度カラーをして色味を整えるなどダブルカラーの施術も必要かと思います。担当美容師としっかりとカウンセリングした上で施術してください。
 

2.ハイトーンのファッションカラー剤（オシャレ染め）を使用

 

 
ブリーチ剤ほど脱色率は高くないですが、ダメージも少なく、最近は「14トーン」などハイトーンのカラー剤もありヘアの状態によってはこれだけで明るくなることもあります。
 
脱色力が足りず、あまり変わらないケースもありますが、もしその日はあまり明るくならなくても色落ちするスピードが早くなる期待ができます。
ブリーチを考えている方でも一度ファッションカラーでテストし、段階を踏むのも最小限のダメージで終えるコツです。
 

3.脱染剤を使用

 

 
脱染剤とは人工的に入れた色素を脱色してくれる効果がある薬剤。地毛を劇的に明るくすることはできません。
 
ですが、「暗いカラーリングを繰り返している」もしくは「前回暗いカラーにしてしまい、今より少し明るくしたい」という方向けの薬剤になります。
 
真っ黒く染まった髪には効果が薄いケースがあり、ブリーチ同様にムラになったり、赤みが取り切れないというデメリットもあります。ですが、ダメージはブリーチより少なく、その日のうちに何とかしたい方には効果的かと思います。（ただし、髪の状態によります）
 

4.自然に色落ちするのを待つ

 

 
無理な薬剤施術はせずに毎日の生活の中での色落ちや、シャンプーでの色落ちを待つのもダメージレスでひとつの手段ですね。
 
伸びた分のリタッチカラーを繰り返して毛先の色落ちを待ち、それでも物足りない場合は部分的にハイライトなどを入れ、全体を明るく見せるテクニックもありますよ！
 

白髪染めで黒くなりすぎた髪色を明るくする4つの方法 まとめ

 
今回、紹介した4つの方法の中には強い薬剤を使用するケースがあります。お客様の希望やヘアの状態、ライフスタイルを考えて、私達美容師と密なカウンセリングをしてご納得の上で施術に入ってください。
 
ヴァンカウンシルでは、カラーリングの際に髪や頭皮に刺激となる毒性を無毒化するという「マイクロファインシステム」や綺麗なヘアスタイルを保つ「ケアメニュー」などのカラーリングメニューも充実してますので、カラーリングでお悩みの際は、ぜひご相談ください。