what_my_hair
髪質は十人十色です。
「硬い」
「柔らかい」
「ボリュームがでる」
「ボリュームがでない」
「クセがある」
「毛先が広がる」
その方によってお悩みは変わります。さらに当たり前ですが、骨格もバラバラ。ハチが張ってる、後頭部がゼッペキ・・・などなど。
一人一人の現状の髪質から理想の髪質、髪型へ変えていくためには必要なメニュー、技術も変わって当然ですよね。
自分の髪質を知る方法から、それぞれの髪質にとってのオススメの三大ストレートメニューをご紹介します。
ご自身の髪を見たり触ったりしながら、自分の髪質はどれに当てはまるのか考えてみましょう!
どんな髪質があるの???
髪質を見る時一般的に、二つの要素が関わってきます。一つは 「剛毛か、軟毛か?」 もう一つは 「直毛か、くせ毛か?(また、どんなくせ毛か)」
例えば、細い髪と太い髪では同じようにカットしたとします。単純に太さが違うものが重なってると考えれば厚みが変わってきてしまうのは当然ですね。
剛毛?軟毛?
髪質の分け方で剛毛タイプと軟毛タイプの2つに分ける事ができます。これはつまり髪の硬さと太さの違いです。
見ただけでも髪が太いか細いかは分かりますが、判断しにくい場合は、簡単な方法で毛髪診断ができます。
まず髪1本だけを指に巻き付けてみて下さい。手を離した時にすぐに戻りハリコシがある場合は剛毛タイプです。反対に手を離してもすぐには戻らず、巻き付けた形が少し残る場合は軟毛タイプといえます。
①剛毛
剛毛とは髪が太く硬く、ハリコシがある状態。キューティクル枚数が多く、髪の内部にあるタンパク質なども多く、ボリュームが出やすい髪質です。
②軟毛
軟毛とは、髪が細く抜けやすい柔らかい状態。キューティクルも弱く、外部の刺激も受けやすい髪質です。枝毛や切れ毛にもなりやすいので、カラーやパーマの施術をする場合は注意が必要といえます。
髪質の違い・直毛とくせ毛の種類
次に髪の形状の違いでの区別の仕方です。ざっくり言うとくせ毛か否か。
一言にくせ毛といっても形状や原因は様々です。自分がくせ毛だなと思う方は自分がどのくせ毛に当てはまるか考えて見ましょう!!
クセ毛の原因
そもそもなぜ、くせ毛になるのでしょうか? 主な原因としては毛球(毛穴の中の髪の毛が作られるところ)が「いびつ」「ひずみ」「小さい」といった理由があります。
いびつな毛穴で作られた髪は、いびつな髪になります。つまり結果として毛髪断面がひずんだ形になり、クセ毛になってしまう。これがくせ毛になる理由ですね。
また、加齢による毛髪内の変化や薬剤などのダメージにより髪の形状が変化してクセが出てきたり、クセが強くなることもあります。
毛髪の形状の種類(直毛と様々なくせ毛の種類)
①直毛
直毛は表面が滑らかな曲面で断面が正円形。まっすぐな髪質なのでツヤが綺麗に出てくれますが、パーマやコテなどで巻いたりするスタイルはカールがつくりにくい場合もあります。
②波状毛
波状毛は大きくうねりを描いたり、ゆらゆらと弧を描くような形状をしています。軽いうねりの場合は髪を短くした時におさまりがよくなる場合もあります。
③捻転毛
捻転毛はコイル状にねじれているタイプのクセ毛。
④連珠毛
連珠毛は数珠が連なったような形状。髪の太さが一定ではなく、凹凸感があります。
⑤縮毛
縮毛は最も深刻なクセ毛。毛髪が縮れた状態になっています。縮毛矯正をかける方も多いと思います。
⑥エイジング毛
エイジング毛は加齢によって起こるクセ毛。毛髪内部のタンパク質が欠如し始める事で毛髪表面が凸凹化し、チリチリとした質感になります。
気になるくせ毛
クセが気になるはどういう時でしょうか。
・濡れている時や、湿度の高い時に出てくるクセ
・乾燥している時に出てくるクセ
・湿度が高い時や、濡れている時のクセが乾いた時にさらに強くなる。
外側から見てわかる形状だけではなく内部構造の違いでもくせ毛の種類は分けられます。
あなたはどの髪質に当てはまるかわかりましたか?
ひとえにクセ毛と言っても色々な原因と現象によって細かく分かれてきます。最も確実な診断方法は担当の美容師に見てもらう事です。
しっかりとくせ毛に向き合えてる美容師は髪質を見極めてカットなりパーマなり縮毛矯正などをしています。そこを見極める事ができないとお客様の理想のヘアスタイルに近づけられないからです。髪質でお悩みの方は一度ご相談ください。
当店では縮毛矯正だけではなく、さらに、
- 毛髪内部にアミノ酸(タンパク質)を補給する「濃密OPE」
- 酸性のトリートメント剤を熱で固定する「酸熱トリートメント」
- 毛髪交差を解く事で生えグセ・絡まりを無くす「ヘアリセッター」
などのクセ毛の改善メニューをご用意。幅広い技術と知識でご対応しております。
ちなみに「髪質が変わることはあるの!?」という質問をよく受けます。
髪質は変わります!
生活習慣、食生活やストレス、ホルモンバランス、睡眠不足などでも髪質は変わります。
自分の髪質や頭皮環境に合ったシャンプーやトリートメントを使うことでより理想の髪質、健康な頭皮環境になります。生活習慣の見直しや自分に合ったヘアケアをしていきましょう。