サラサラヘアを維持するために知ってほしいPH(ペーハー)と残留アルカリ

サラサラヘアを維持するために知ってほしい
PH(ペーハー)と残留アルカリ

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アルカリ除去

カラーをしてもパーマをかけても綺麗な髪でいたい、出来るだけダメージを抑えて行きたい、そんな方に是非知っていてほしい内容です。
 

PH(ペーハー)? 中性? 酸性? アルカリ性?

酸性・中性・アルカリ性アルカリ除去

 
PH(ペーハー・水素イオン濃度)という単位があります。
 
PH7というのが中性、それより低ければ酸性、高ければアルカリ性ってことです。
 
水はPH7を示して中性、健康な状態の髪の毛はPH4,5~5,5なんで弱酸性です。これは酸性とかアルカリ性の程度を示すもので、アルカリとは、水に溶かしたときにアルカリ性(PH7より高い)を示し、酸と中和する物質の総称です。
 

髪の中に残ってしまう(残留する)アルカリって?

残留アルカリ

 
シャンプーやヘアマニキュアが髪についても一旦にアルカリ性や酸性になりますが、水で流すと簡単に元の髪のPHに戻るんです。薬剤が髪に残らなければ、アルカリ性にならない(健康な状態)ということです。
パーマ液やカラー剤に使われているアルカリにはいくつも種類があり、アンモニアが入っています。
サロンでカラーやパーマにをするとツーンとするアンモニアによる刺激臭があります。アンモニアは弱いアルカリで揮発性があり、毛髪中に残っても次第に揮発していきそれほど害がなく、浸透性が良いことで使われています。
しかしアンモニアは刺激臭が強いという理由で、他のアルカリを使った商品が現れてきています。
 
次によく使われているのが、モノエタノールアミンです。不揮発性物質(髪に残留しやすい)で臭いが少なく、ホームカラーに多く使われています。刺激臭は少なくのですが、アルカリがアンモニア臭として揮発しないため、アルカリ剤が髪に残りダメージが加速して行きます。
 
カラー剤やパーマ液は日々進化し、白髪染めでも明るい出来る物やパーマは短時間でかかる物が出てきました。それだけ髪の中にも薬が深く浸透しているということです。
短時間で便利になっているのですが、髪にも残留しやすくなっていることも事実としてあると思います。


未来のためにアルカリ除去

髪のアルカリ除去

 
アルカリは今のところカラー剤やパーマ剤にはなくてはならない物ではあります。
髪のタンパク質やキューティクルを溶かすなどダメージの原因にもなってしまうのも事実です。
 
ですからカラーやパーマが終わった後にはなるべく早くこのアルカリを髪の中から追い出さないといけません
 
それがアルカリ除去というケアメニューになるのです!
 
大事なことは、お薬が髪に残留すると髪が傷んでいきますよ。
という事です。
 
ダメージの原因になるアルカリ(残留物質)をしっかりと取り除いて行くことが5年後10年後の健康で美しいヘアスタイルを維持して行ける秘訣だと思います。