become_grayhair
現代女性の髪の悩みのNo. 1が「白髪」という時代。
このコラムではまずはじめに黒かった髪が白くなってしまう原因をまとめました。
原因を知ると対策・予防ができるはず!!
1,髪とメラニン色素
メラニン色素を簡単に説明すると、細胞に色を付ける細胞です。髪の色はメラニン色素の量によって決まります。そして、メラニン色素をほとんど含まなくなってしまった髪が、白髪です。なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。メラニン色素の働きと、黒い髪が生える様子を見ながら、白髪になる仕組みについてご説明します。
2,髪の構造を知りましょう!
この様に髪は主にタンパク質で構成され、その中に色を左右するメラニン色素が含まれています。
髪の色の正体はメラニン色素
白髪や黒髪、またブロンドなど、髪の色に違いがあるのは、髪の中のメラニン色素が影響しています。髪の色はメラニン色素の量によって決まります。たとえば、黒髪は黒褐色をしたメラニン色素の量が多いのですが、白髪にはメラニン色素がほとんど含まれていません。
髪がメラニン色素を取り込むしくみ
実は、毛根で髪が作られた直後にはメラニン色素は含まれていません。つまり生まれたての髪はすべて白髪なのです。それが成長する過程でどのように黒髪になるのか、仕組みを見てみましょう。
毛髪は細胞分裂でできる
まず、毛根の一番先にある毛乳頭が毛細血管から養分を取り込み、周囲の毛母細胞へと供給します。養分を得た毛母細胞は絶えず分裂を繰り返すことで毛髪を作り出します。
頭皮内でメラニン色素を取り込む
毛母細胞の周りにはメラノサイトと呼ばれる色素生成細胞があり、メラニン色素はここで作られています。毛母細胞で作れた直後の白い髪は、毛根で成長する過程でメラノサイトからメラニン色素を取り込み、やがて私たちが普段目にする黒髪として頭皮から押し出されるように現れます。
3,白髪が生える原因は、メラノサイトの機能低下、消失
メラノサイトがメラニン色素を作るには、チロシナーゼという酵素の働きを必要とします。
このチロシナーゼが加齢などの原因によって減少すると、メラノサイトの機能が低下し、メラニン色素は作られず、色が着かないままの髪が頭皮から生えてきます。
これが白髪の正体です。また、メラノサイト自体が何らかの原因でなくなってしまうこともあり、この場合も白髪になります。
いずれにしても、メラノサイトの消失やチロシナーゼの減少がなぜ起こるかについては、今のところまだ完全には解明されていません。
4,白髪が増える原因は実は様々ではあるが、白髪が増えやすい原因はある!!
よく耳にするのが加齢や遺伝ですが、それ以外にもストレスや食生活の乱れなども影響するとも言われています。また、白髪を抜くと増えると言われますが、抜くことが原因でさらに増えることはありません。白髪に気づきはじめる時期は、ちょうど白髪が増える時期と重なるため、こうした風説が生まれたのではないでしょうか。
では、加齢とはなにかと考えた時に出て来る言葉が「酸化」です。
物質が腐るのも錆びるのも全て酸化によって変化していきますつまり「老化」とは「酸化」という事になります。頭皮を酸化させればさせるほど、頭皮は老化していく、つまり白髪になっていくのが早くなるという事が証明されています!
実は、我々美容室で行う施術でお客様の頭皮を過度に酸化(老化)させてしまうものがあります。
何だと思いますか?
ずばり、
ヘアカラーです!!
なぜかと言うと現在、主に美容室で使用している一般的にヘアカラーと呼ばれているものは、「酸化染料剤」と「過酸化水素水」と言う2種類の薬液を混ぜ合わせたものになります。
2つの字をよく見てください、
酸化染料剤→酸化させる染料剤
過酸化水素水→すごく酸化させる水
結果として、ヘアカラーは髪を酸化(老化)させながら行うものであり、同時に薬剤が付着する頭皮も酸化(老化)させてしまうのです。カラーをすればするほど白髪が増えてしまうと言う事です。
(まとめ)
ヘアカラーを楽しみながら少しでも酸化を抑える為にどうする事が良いのかということに取り組み、ヴァンカウンシルでメニュー化したのが「レゾシステム」です。
カラー剤に含まれる毒素を無くし、過度の酸化を防ぐこのシステムが今出来るヘアカラーを楽しみつつ白髪化を防ぐケアです。
詳しくはデトックストリートメント(レゾシステム)のページをご覧下さい。
白髪を完全に無くす事は難しいと思いますが、白髪の仕組みを知る事で少しでも増えない様にする事は出来るのです!
現代女性の髪の悩みのNo. 1が「白髪」という時代。
このコラムではまずはじめに黒かった髪が白くなってしまう原因をまとめました。
原因を知ると対策・予防ができるはず!!
1,髪とメラニン色素
メラニン色素を簡単に説明すると、細胞に色を付ける細胞です。髪の色はメラニン色素の量によって決まります。そして、メラニン色素をほとんど含まなくなってしまった髪が、白髪です。なぜ、このようなことが起こるのでしょうか。メラニン色素の働きと、黒い髪が生える様子を見ながら、白髪になる仕組みについてご説明します。
2,髪の構造を知りましょう!
この様に髪は主にタンパク質で構成され、その中に色を左右するメラニン色素が含まれています。
髪の色の正体はメラニン色素
白髪や黒髪、またブロンドなど、髪の色に違いがあるのは、髪の中のメラニン色素が影響しています。髪の色はメラニン色素の量によって決まります。たとえば、黒髪は黒褐色をしたメラニン色素の量が多いのですが、白髪にはメラニン色素がほとんど含まれていません。
髪がメラニン色素を取り込むしくみ
実は、毛根で髪が作られた直後にはメラニン色素は含まれていません。つまり生まれたての髪はすべて白髪なのです。それが成長する過程でどのように黒髪になるのか、仕組みを見てみましょう。
毛髪は細胞分裂でできる
まず、毛根の一番先にある毛乳頭が毛細血管から養分を取り込み、周囲の毛母細胞へと供給します。養分を得た毛母細胞は絶えず分裂を繰り返すことで毛髪を作り出します。
頭皮内でメラニン色素を取り込む
毛母細胞の周りにはメラノサイトと呼ばれる色素生成細胞があり、メラニン色素はここで作られています。毛母細胞で作れた直後の白い髪は、毛根で成長する過程でメラノサイトからメラニン色素を取り込み、やがて私たちが普段目にする黒髪として頭皮から押し出されるように現れます。
3,白髪が生える原因は、メラノサイトの機能低下、消失
メラノサイトがメラニン色素を作るには、チロシナーゼという酵素の働きを必要とします。
このチロシナーゼが加齢などの原因によって減少すると、メラノサイトの機能が低下し、メラニン色素は作られず、色が着かないままの髪が頭皮から生えてきます。
これが白髪の正体です。また、メラノサイト自体が何らかの原因でなくなってしまうこともあり、この場合も白髪になります。
いずれにしても、メラノサイトの消失やチロシナーゼの減少がなぜ起こるかについては、今のところまだ完全には解明されていません。
4,白髪が増える原因は実は様々ではあるが、白髪が増えやすい原因はある!!
よく耳にするのが加齢や遺伝ですが、それ以外にもストレスや食生活の乱れなども影響するとも言われています。また、白髪を抜くと増えると言われますが、抜くことが原因でさらに増えることはありません。白髪に気づきはじめる時期は、ちょうど白髪が増える時期と重なるため、こうした風説が生まれたのではないでしょうか。
では、加齢とはなにかと考えた時に出て来る言葉が「酸化」です。
物質が腐るのも錆びるのも全て酸化によって変化していきますつまり「老化」とは「酸化」という事になります。頭皮を酸化させればさせるほど、頭皮は老化していく、つまり白髪になっていくのが早くなるという事が証明されています!
実は、我々美容室で行う施術でお客様の頭皮を過度に酸化(老化)させてしまうものがあります。
何だと思いますか?
ずばり、
ヘアカラーです!!
なぜかと言うと現在、主に美容室で使用している一般的にヘアカラーと呼ばれているものは、「酸化染料剤」と「過酸化水素水」と言う2種類の薬液を混ぜ合わせたものになります。
2つの字をよく見てください、
酸化染料剤→酸化させる染料剤
過酸化水素水→すごく酸化させる水
結果として、ヘアカラーは髪を酸化(老化)させながら行うものであり、同時に薬剤が付着する頭皮も酸化(老化)させてしまうのです。カラーをすればするほど白髪が増えてしまうと言う事です。
(まとめ)
ヘアカラーを楽しみながら少しでも酸化を抑える為にどうする事が良いのかということに取り組み、ヴァンカウンシルでメニュー化したのが「レゾシステム」です。
カラー剤に含まれる毒素を無くし、過度の酸化を防ぐこのシステムが今出来るヘアカラーを楽しみつつ白髪化を防ぐケアです。
詳しくはデトックストリートメント(レゾシステム)のページをご覧下さい。
白髪を完全に無くす事は難しいと思いますが、白髪の仕組みを知る事で少しでも増えない様にする事は出来るのです!